乗務員さんにとって良い会社を見極める方法は簡単。『車の台数に対して、どれだけ乗務員がいるか』を見れば直ぐにわかる。甘い言葉でだまして乗務員を入れても、待遇や会社の雰囲気が悪ければ簡単に辞めてしまう。人手不足の業界なので就職先はいくらでもある。


新人の場合、辞めると養成費用(二種免許取得費用等)を請求されるので辞めれないと誤解している方もいるが大抵の場合、次に就職する先が肩代わりしてくれる。(ワンコイングループも状況に応じて負担している。)つまり、嫌ならいつでも辞めれるのである。


噂では入社時の契約書で縛って辞め難くしている会社があると聞いたが、憲法で保障された『職業選択の自由』があるので、争えば勝てる話である。要するに保有台数が多いのに乗務員が少ない会社は、何か問題があるから人が集まらないのだ。


『ドア開けサービスで有名な会社』も一時に比べて乗務員が減っていると聞いた。理由は乗務員に対して厳し過ぎるからだろう。今どき体育会のノリや軍隊方式は通用しない。会社選びで注意しなければならないのは、極端に乗務員の質が悪い会社だ。


私は自分がグループ以外のタクシーに乗る場合に絶対に乗らないタクシーが複数社ある。さすがに実名は出せないが、『務所帰り交通』『棺桶片足交通』『墓場交通』等がある。実際にうちのグループで犯罪を起こしたり、健康上の理由で乗務不可と判断した乗務員がそういう会社でタクシーに乗っている。


悪い会社も悪い乗務員にとっては雇用の受け皿になっているのだ。もし、若くて真面目な乗務員さんが間違ってその様な会社に入ってしまったら、迷わず辞めればいい。


ところで、昨日もワンコインドームに面接希望の女性が一人来られた(乗務員さんの紹介)。しかし、車の空きが殆どない。ハローワーク等の募集もしばらく止めていた。個人タクシーに移られる方や年齢的(体調)に引退される方を待つ状態。まあ、せっかく来て頂いたので何とかやり繰りするつもりだ。


人が増えてくると問題のある乗務員(事故違反が多い、勤務態度が悪い等)にきっちり注意することが出来る。反対に人手不足だと乗務員が減るのが怖いため、注意し難くなる(悪循環に陥る)。ワンコイングループは現状に満足せず、より良いタクシー会社を目指している。


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