昨日、近畿運輸局から秘書の今ちゃんに連絡があり、タックン株式会社からワンコイングループ各社へタクシー計27両(新金岡17両、堺10両)の譲渡譲受が認可された。これによりタックンは30両の会社になった。27両も増車したからには早急に乗務員を集めねばならない。
グループ各社にはまずまず人が集まっており、特にワンコドームと新金岡交通(大阪営)とワンコ八尾は毎週のように採用面接をしている。半年から一年くらいを目途に増やした車の空きを無くしたい。また、持ってきた車があまりに古ければ車両入れ替えを検討する。自動日報用メーターも追加で発注しなくては。
このご時世に車両を増やせるのはタクシー会社として恵まれている。乗務員が集まらず車が稼働していない会社も多いと聞く。稼働率の悪い(人が集まらない)会社は何か問題を抱えている。車がボロかったり、乗務員の待遇が悪かったりする。私が少し株を持っている大和川交通も乗務員が減り、売上が大幅減少。
このブログを書き始めた当初から言っているとおり、経営者がお金を取り過ぎ(使い過ぎ)ないことが重要。少ない利益を乗務員、内勤者に還元し、設備に再投資しなければ未来はない。ワンコイングループが良くなった最大の理由は金遣いの荒い役員がいなくなったこと。
大手であれ中小であれ、タクシー会社の利益など限られている(東京だけは例外)。国内最大手の第一交通でもタクシー部門の利益率はかなり低い。要するにタクシー会社の経営者は慎ましく生きるしかない。昔のように贅沢できる日々が来るかも知れないが、今は我慢の時なのだ。
ただ、グループの車両数を増やすのは大切なこと(稼働することが前提)。車両数が多いと交渉力や購買力が高まる。キャッシュレス決済の手数料はどこも同じではない。アプリプラットフォーマーや設備メーカーとの条件(価格)交渉も車両数が多いと優位に立てる。
目標の五百両に近づいて来たが車両を増やすだけでは意味がない。新しい車に買い替え、乗務員の満足度も高めたい。色々課題があるけど、一歩一歩進むしかない。

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