ワンコイングループにはいわゆる養成乗務員(二種免許を持たずに入社)が集まっている。入社後、会社が費用を負担して教習所に通ってもらう。二種免許過程は約一週間缶詰で教習と試験を受ける。卒業すると運転免許試験場(門真か光明池)で検査と試験を受けて二種免許取得となる。


大阪市域でタクシーに乗る場合は更にタクシーセンターの講習を受けて地理試験等に合格せねばならない。タクセンはこの講習代を収入源(テキスト販売、登録料含む)の一つとしており、常時講師を雇っている。要するに新人ドライバーをたくさん送り込むタクシー会社はタクセンの上客なのである。


毎年末、よく利用している教習所の営業がうちの会社に菓子折りを持って訪ねて来る。「今年もワンコイングループから多くの乗務員さんに来てもらいました」というお礼訪問だ。タクセンには毎月2,500円/両の負担金以外に上記費用も払っているが礼など言われたこともない。


タクセン、特に天下りの連中は誰のお蔭で飯が食えているのか考えてもらいたい。私も乗務するために講習を受けたが、研修所長を筆頭に態度の悪い人ばかり。事務員(受付)はガムを噛みながら仕事していた。講習で殆ど使わなかったドライブシュミレーターの台数が無駄に多かったと記憶している。


タクシー会社の経営状況はどこも厳しい。ならば、タクセンも規模縮小(リストラ)して負担金を下げてはどうだろうか。先ずは天下り理事の退職金をゼロにすべきだ。


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