4月16日(木曜日)からワンコイングループ全社で希望者に給与補償付きで休業できる制度を導入する。要するに全く仕事しなくても一定の収入があるということ。各社の補償額は計算中で『雇用調整助成金』を活用する。今の状況が続くと半数以上の乗務員が休むと思う。


グループ各社で異なるが、出庫する乗務員さんの待遇(賃率等)も変更する。足切りなしの賃率60%とかになるだろう。予想される会社の赤字額は月1千万円を超える。グループで5千万円/月なので半年続けば3億円の赤字になる。来年の今頃、落ちぶれた私を見つけたら冷えたハイボールを差し入れて欲しい(笑)。


先日も書いたが政府の本音は大企業と公務員を守ること。タクシー会社や飲食店が潰れようが知ったこっちゃない。国としては正しい選択で有事には弱者を切り捨てないと生き残れない。子供を偏差値の高い大学に入れて安定した職に就かせようとする親が更に増えるだろう。


これでタクシー業界は間違いなく再編される。コロナ騒動でいくつの会社が潰れる(廃業、倒産)だろうか。生き残ったタクシー会社も多額の借金(赤字)をコツコツ返済していくことになる。ピンチがチャンスに変わることを願いながら開き直って行動するしかない。


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