今日は久しぶりに『マム保育園』で打合せを行った。共同で園を運営している敷島交通の松永社長と南タクシーの大岡社長にも参加してもらった。


一階入り口にはアサガオが茂る。


DSC_0013



近鉄上本町駅の南側エリアはもともと清風高校、上宮高校等がある文教地区だが、ここ数年で半径100m以内に保育施設が5つくらいある密集地(保育園銀座)と化している。そんな環境でマム保育園は今年も定員いっぱいのお子さんを預かっている。


親(祖父母含む)がタクシー会社で働いている子(企業枠)と近くの住民(地域枠)とに分類される。企業枠で入園した子の中には他市から通っているケースもある。個人的には企業枠の園児を増やしたいが、地域枠の園児が多いのは選んでもらっている証なので嬉しい。


保育に関する考え方も時代とともに変化している。食育(アレルギーの把握を含む)、病児の扱い(病児保育)、安全管理等のテーマがあり、加えて教育が求められる。保育園は厚生労働省(企業主導型は内閣府)の管轄で「児童福祉施設」に区分され、幼稚園は文部科学省の管轄で「教育施設」に区分される。


しかし、親は保育園にも教育(習い事)を求めている。ニーズが多いのはやはり英語である。音楽(リトミック)やダンスを取り入れている園も多そうだ。これからも保護者に選んでもらうためには、病児保育や習い事を充実させて他園との差別化を図ることが必要。


『発達障害』に対する認識と対応も大きな課題となっている。聞くところでは、園児の十人に一人くらいが発達障害を抱えているらしい。私はその分野の勉強をしていないので書き辛いが、保育にも多様性が求められていることは理解できる。


何だか保育園の打合せ内容もレベルが上がっており、現場の頑張りに感服する。タクシー会社もレベルアップできるよう励みたい。


←←←ぽちっとな。
人気ブログランキングへ