就業規則と賃金体系の変更を進めている。目的は今後運送業界にも改善義務が課せられる労働時間の短縮を行うため。タクシー会社も基本は八時間労働(昼勤、夜勤)だが、うちの会社では休憩を入れて十二時間くらいまで仕事することを許可している。


八時間を超えた労働時間は当然残業になる。健康と安全のために十時間乗務に抑えて欲しいが、電車通勤の方や集中して働きたい方の都合もある。これからは全業種で残業時間が制限されるので、一日に長い時間乗務する人には出勤日数を減らしてもらうことになる。


ワンコイングループの就業規則(各社で違う)では、月に23日 or 24日勤務することになっている。しかし、厳格に運用しておらず病気や家庭の事情が理由で休む場合は欠勤扱いにしないこともある。この勤務日数に関する規定について以前から一考の余地があると考えていた。


税抜売上が月80万円を超えるような乗務員は勤務日数に拘らなくても良い気がする。一日の乗務時間を長くする(売り上げを増やす)代わりに日数を減らすのもありだと思う。ただし、オーバーワークになってもまずいので最低限の勤務日数は設けるべきかも。


乗務員たちの意見も聞きながら侃侃諤諤(かんかんがくがく)話し合った結果、規定を変えて21日勤務にしようということになった。完全週休二日制の会社をイメージしてもらいたい。もちろん、21日以上働きたいという人のための制度も整備している。


新しい制度は10月16日から、新金岡交通(大阪営業所)で試験運用される予定。やってみて問題があれば調整して会社に合った形すれば良いのだ。


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